タゼッタ・スイセン (Tazetta narcissus)

科目: Amaryllidaceae

花色 :白と黄の花被に白、黄、オレンジの副花冠
花期 :3~4月
草丈 :15~35 cm
植える間隔 :5 cm

異種のグループではありますが、祖先にあたる品種N. tazettaの特徴を強く受け継いだスイセンといえます。一茎に4~8つの花をつけ、甘い香りがあります。‘クラッグフォード’の一品種が、霜害の影響を受けやすいものとなっています。

世界的に有名な‘ペーパーホワイト’は、このグループに属するスイセンです。この強い香りをもつスイセンは、耐寒性はありませんが、室内で短期間で花を育 てるのに適した品種です。9と10の気候ゾーン下では、屋外で庭植えにすることもできます。このグループに属するその他の品種は、庭植え用として適してお り、特に宿根草の間に植えたり、切り花用にするのがぴったりです。

主な品種

  • クラッグフォード* (Cragford) 白の花被にバーミリオンレッドの副花冠
  • ゼラニウム (Geranium) 白の花被にオレンジの副花冠
  • グランソレイユドール*(Grand Soleil d’Or) ゴールデンイエローの花被にオレンジの副花冠
  • ローレンスコスター (Laurens Koster) 白の花被に黄の副花冠
  • ミノー(+) (Minnow) レモンイエローの花被にゴールデンイエローの副花冠
  • スカーレットジェム (Scarlet Gem) 淡い黄の花被にオレンジの副花冠

*屋内での促成栽培向き
+小輪種