科目: Liliaceae
花期 :中生~晩生
草丈 :35~50 cm
植える間隔 :7.5 cm
植える場所・用途 :花壇、ボーダー、切り花
奇抜な形と珍しい色をしたチューリップで、トライアンフ種と晩生のチューリップの突然変異体との交配によって誕生しました。花は大きく、花弁が鋸の歯のよ うにぎざぎざしています。花は太陽の光を浴びると、平らになったように見えるまで大きく開ききります。花色は、つぼみがかなり大きくなってもグリーンのま まなので、開花後もグリーンのままではないかと思わせます。しかし、開花すると、そのあでやかな色彩がにわかに姿を現します。また、同時に、黒くなった星 型の中心部と明るい黄色をしたおしべも姿を見せます。変種のなかには2色の(バイカラーの)花を付けることで知られているものがありますが、花には本来の グリーンも消えずに残っているので、実際には3色ということになります。茎はかなり丈夫ですが、花が大きいため、庭の中でも風の当たらない場所が適してい ます。また、寒冷多湿な天候が長引くと、花が影響を受けることがあります。
主な品種
- アプリコットパロット (Apricot Parrot) 明るいアプリコット色(だいだい色)、ピンクの縞
- ブラックパロット (Black Parrot) バイオレットブラック
- ブルーパロット (Blue Parrot) モーブブルー(藤色)
- エレナリンドグリーン (Erna Lindgreen) 鮮やかな赤
- エステララインベルト(Estella Rijnveld) 赤、クリーミーホワイト
- ファンタジー (Fantasy) 明るいピンク
- フレミングパロット (Flaming Parrot) 黄色、赤
- オレンジフェイバリット (Orange Favourite) 明るいオレンジ色
- ロココ (Rococo) ファイアーレッド
- サーモンパロット (Salmon Parrot) サーモンピンク、黄色の縞
- テキサスフレイム (Texas Flame) 黄色、赤
- テキサスゴールド (Texas Gold) 明るい黄色
- トップパロット (Topparrot) カーディナルレッド(深紅)
- ウェーバーズパロット (Weber’s Parrot) アイボリーホワイト(乳白色)、エッジへ向かって紫に変化
チューリップの他の種と同様、これらの品種を数種類混ぜた(色をミックスした)商品もあります。