リュウココリネ

科目: Amaryllidaceae
別名: グローリー・オブ・ザ・サン

原産地: チリ

花色: 純白から紫

花期: 晩春から初夏にかけて

草丈: 50cm

植える深さ: 2.5~4cm

植える間隔: 鉢植えにしたときの標準的な間隔

タイプ: 直径5cmほどの小さい球根

日当たり: 日光を好む

この名前は繁殖力のない葯を指してギリシャ語の単語leukos (“白い”という意味)とkoryne(“クラブ”)からつけられました。フリージアとしばしば比較されます。

植付け方法

この植物は見た目が美しく、また素晴らしい香りをもっています。霜に強い品種ですが、霜が多く降りている時には根囲いしてください。このような寒冷地にお いては、冬の間鉢植えを日当たりの良いラウンジに置いたままで大丈夫です。リュウココリネは他の秋植え球根と比べても、かなり開花期の長い植物です。その ため切り花に適しています。

植付けのアドバイス

少なくとも2,3年目になるまで、植え替えないで下さい。しかし、季節の終わりには、鉢中の上層部の土を水はけの良いものに変えたほうがいいでしょう。

おもな品種

12品種ほど知られていますが、そのうちの9品種ほどの情報しかありません。

  • リュウココリネ・イキシオイデス(Leucocoryne ixioides): 1826年に紹介され、最も親しまれている品種のひとつで、最も生産しやすい品種といえます。草丈は25cmから50cmの間で、幅の狭い葉は繁り、30cmほどに伸びます。花色は白から青紫の間です。おしべは白です。
  • リュウココリネ・コキンベンシス(Leucocoryne coquimbensis):葉は25cmほどに生長し、下部に繁ります。香りのよい花で、散形花序毎に10の花がつき、草丈は30cmほどです。花色は 白っぽいブルーから、スミレ色、深紫まで及びます。おしべは黄色で、花の中央は緑色です。開花期は6~8週間ほど続きます。
  • リュウココリネ・マクロペタラ(Leucocoryne macropetala)
  • リュウココリネ・プルプレア(Leucocoryne purpurea)
  • リュウココリネ・アリアセア(Leucocoryne alliacea)
  • リュウココリネ・アングスティペタラ(Leucocoryne angustipetala)
  • リュウココリネ・アペンディキュラタ(Leucocoryne appendiculata)